機器展示コーナー(伝の心、オペレートナビ、Hearetyladder)

「伝の心」(でんのしん) 日立KE

身体の不自由な方のための意思伝達装置

 

自分の気持ちを周囲に伝えたい、周りの景色を眺めたい、本やテレビを自由に楽しみたい。

それは身体の自由が奪われ、話すことさえ困難になっていく、さまざまな難病と闘う患者さんの切実な願いです。

日立にはかつて難病と闘った社員がいました。その経験を少しでも役立てようと生まれたのが意思伝達装置「伝の心(でんのしん)」です。

 

センサーを使用し、身体の一部をわずかに動かすだけで、文字を「伝の心」システム装置に入力して自分の気持ちを言葉にできるのが「伝の心」。また文章を作るだけでなく、DVDやテレビなど機器の操作といった機能を搭載し、患者さんの生活の質の向上を支援します。さらにインターネットや電子メールを利用して、これまでの仕事を継続する、新しい活動をはじめる、というようにさまざまな可能性をひろげることもできます。「伝の心」は患者さんの意思を解き放つ翼になります。

 

オペレートナビ テクノツール

オペレートナビとは、上肢障害などによりマウスやキーボードでのパソコン操作に困難を感じておられる方に、テンキーまたは1個~5個のスイッチ(別売)を使ってWindowsや各種アプリケーションを操作していただくためのソフトウェアです。

 

 

 

 

ハーティーラダーは、文章の作成やメール、そしてWindows操作を支援するソフトウェアです。 キーボードやマウスが使えなくても、漢字交じりの文章を書けて E-mailのやりとりができます。 またホームページを見たり、ワードやエクセルなど一般のアプリケーションの操作もできます